アミーベルで髪質改善カウンセリングをする際にお客様にお尋ねする項目の中に、
「髪の毛が細くなっていると感じることがありますか」
というものがあります。
意外なことに、20歳代の女性で「ある」とお答えになるお客様たくさんいらっしゃいます。
髪の毛１本１本が細くなっている、ということは、それだけ弱っているサインです。
細い髪の毛ほど繊細で傷つきやすく、切れ毛にも繋がりやすいものです。
細毛の原因と対策について、解説していきます。
目次
1. 細毛の一番の原因は血行不良
若くして細毛に悩んでいるという人には、共通した原因があります。
その一つは、頭皮の血行不足です。
髪の毛の材料となるタンパク質は、血液に乗って運ばれ、毛乳頭に到達します。
毛根に達するのは毛細血管ですが、その流れが悪くなると髪の毛を作るための材料不足になりますし、
髪の成長を促す脳からの指令も届きにくくなります。
血行不良の原因は、
高血糖
ストレス
喫煙などによる血管収縮
運動不足
不規則な生活
などの生活習慣の乱れが影響してきます。
上記の原因によって自律神経が乱れてしまうこと、これが血行が悪くなる原因です。
不規則な生活を続けていると自律神経が大きく乱れてしまいます。
血行促進のためにも、自律神経の乱れを整える生活を意識しましょう。
2. 細毛の原因 生活習慣について
生活習慣が悪くなると髪に栄養が届きにくく、丈夫な髪の毛を生み出すことができなくなってしまい、細毛につながります。
髪の毛は毎日50本から80本程度は自然に抜け落ち、抜けた部分からまた新しい髪の毛が生えてきます。
しかし、生活習慣が乱れていると、頭皮に十分な栄養が行き届かず、新しく生えてくる髪の毛が細毛になってしまいます。
また、生え換わりには新陳代謝が関係してくるのですが、体調が崩れると新陳代謝も低下してきます。
加齢による新陳代謝の低下はある程度はやむ得ないことではありますが、だからこそ、若い時から生活習慣に気を配ることが大切です。
ハリ・コシのある太い髪を育てる頭皮がしっかりしていれば、細毛や抜け毛に悩むこともありません。
3. 細毛の原因 ホルモンバランスの乱れ
発毛・成長にはいわゆる成長ホルモンが大きく関与しています。
このホルモンの分泌は睡眠の時間と質に大きく関係があります。
一般的に午後10時から午前2時ごろまで、あるいは寝入り三時間がゴールデンタイムと言われ、この時間帯に良質の眠りを取ることが重要です。
成長ホルモンが活発に分泌される上記の時間帯に深い睡眠を取ることで、髪の毛が生えてくる原動力となる毛母細胞が育ちます。
そのことにより、太く元気な髪の毛が育つ土台が整います。
また、女性の場合、男性に比べて薄毛が少ないと言われますが、これはいわゆる女性ホルモンのおかげです。
しかし、加齢とともに女性ホルモンは少なくなり、相対的に男性ホルモンが優位になって、髪の毛の健康に影響を及ぼします。
この対策としては、女性ホルモンと同じ働きをする大豆や大豆加工品を摂るのが効果的です。
4. 細毛の原因 シャンプー剤
シャンプー剤の種類にも目を向けてみましょう。
現在市販されているシャンプーのほとんどは「石油系シャンプー」となっています。
美容室が使用しているようなシャンプーは、自然由来の成分を配合したシャンプーとなっていることが多いですが、
一般のスーパー・ドラッグストアで売っている安価なシャンプー剤のほとんどは「石油系合
成界面活性剤」という成分が含まれています。
この界面活性剤の特徴としては、「汚れが取れやすい」ということです。
しかし、洗浄力が強すぎるために、髪に必要な栄養分まで洗い流してしまうことになります。
界面活性剤は毛穴の内部に浸透していき、髪の成長にダメージを与えることもあるとも言われています。
頭皮の防御力が低下していたり、既に細毛の傾向があるような方は特に影響を受けやすく、更に症状を悪化させてしまうことになりかねません。
ですので、極力天然由来のシャンプー剤を使うようにしましょう。
市販のシャンプー剤の危険性については、こちらの記事をご覧ください。
また、洗髪後のドライヤーに関しても、同じ箇所にばかりドライヤーを当てていたり、頭皮に近いところに当てていたりすると頭皮がダメージを受けることもあります。
頭皮が炎症を起こしてしまうとフケやかゆみの原因となり、掻いてしまうと頭皮が傷ついてしまいます。
その結果、毛根もダメージを受け、細毛の原因になることもあります。
5. 細毛の原因 トリートメント使用法
シャンプー剤に続いて、トリートメント剤をつけるときの注意ポイントをご紹介します。
まず注意しなければならないのが、「頭皮にはなるべく付かないようにすること」です。
頭皮についたトリートメント剤が毛穴の詰まりの原因になってしまいます。
それが髪の毛の成長に悪影響を与えてしまうこともあるのです。
特にリンス・コンディショナーは「コーティング成分」ですので、頭皮に残留しやすく、
細毛のみならず、抜け毛・薄毛にも繋がりますから要注意ですよ。
リンス・コンディショナーではなく、トリートメント剤それも天然由来のものを選んでご使用くださいね。
6. 細毛の原因 食事内容について
食事というのは、日常生活の中で外部から栄養を補給するための手段です。
カルシウム、ミネラル、ビタミン、亜鉛、タンパク質、健康な髪の生成に欠かせない栄養分です。
それだけに、不健全な食事は、髪や頭皮に影響を与え、細毛の原因となります。
食事内容が偏っていたりビタミンやミネラルが不足していると、頭皮が乾燥したり皮脂が多く分泌されたりします。
健康に良い食生活を心がけることで、ゆっくりであっても髪質も良い状態に変わってくるはずです。
そのため、バランスの良い食事を心がけるようにして下さい。
7. 細毛の改善方法
丈夫な髪を作るにはどうすれば良いのでしょうか。
細毛を改善するには、髪が弱く細くなってしまった状態を改善していくしかありません。
○食生活
まず第一に食事。
高血糖は血液の粘性を増して血の流れを悪くしますし、脂分の多い食材は皮脂の分泌を過剰にさせ、毛穴を詰まらせる要因にもなります。
食生活を見直し、髪に必要な栄養を多く摂り入れることが大切です。
特に髪はタンパク質で出来ていますからタンパク質を欠かさずに摂ること、またビタミンやミネラルも丈夫な髪を作るのに必要です。
日本人に不足しがちな亜鉛も抜け毛予防に効果絶大です。
薄毛にならないためにも、亜鉛を欠かさないようにしましょう。
また、髪の土台である頭皮はコラーゲンで出来ています。
頭皮の環境を良くするにはコラーゲンが欠かせません。
コラーゲンの生成に欠かせない栄養素がビタミンCです。
髪を太く丈夫にするためにも毎日ビタミンCをたっぷりと摂りましょう。
ボリュームのある若々しいヘアスタイルを保てます。
○十分な睡眠
食事以外に気をつけたい事は十分な睡眠をとることです。
髪を太く強くするためには髪のゴールデンタイムと言われている深夜10時から2時の間に睡眠をとるべきです。
この時間帯に髪は作られるので、夜更かしは控えるようにしましょう。
○スキャルプケア
髪を丈夫にするためには、まず基礎である頭皮の環境を良くしましょう。
頭皮の血行を良くしてマッサージすることも効果的です。
頭皮の余計な皮脂や汚れを毎日しっかり落として清潔を保つことも忘れないで下さい。
また、頭皮環境を整えるという意味では、毎日のシャンプー時に頭皮のデトックスを加える
ことも有効です。
アミーベルでも大人気の「ハーブエッセンス」。
日々のお手入れに是非取り入れてみてくださいね。
8. 髪質改善パーマエステでボリュームアップ
細毛の方のお悩みと言えば、
「ヘアスタイルにボリュームが出ない」
などの声が多いですが、パーマをかけることで、ある程度解消することができます。
特にデジタルパーマは、髪の毛のボリューム感が通常のパーマよりも長持ちするのでお勧めです。
髪質改善専門店アミーベルでは、デジタルパーマも「パーマエステ」としてご利用いただけます。
髪の栄養補給とパーマの工程を同時進行で施術することが可能です。
乾かすだけでふんわりボリュームのあるヘアスタイルが簡単にでき、
エステの栄養補給で髪の毛１本１本が弾力のある健康な状態に保たれます。
今までのパーマの概念を覆すものになると思いますよ◎
9. まとめ
いかがでしたか。
今日の記事が、細毛に悩む全ての女性にとって役立つものとなることを願っています。
以前よりも髪の毛１本１本が細くなってるかな、と、ほんの少しでも感じられる場合は、放置しないようにしてください。
切れにくいダメージしにくい丈夫な髪の毛を育てる上で、すぐにでも取り組めること、きっとあると思います。
髪に悩む日々とは決別し、誰からも羨まれるような健康美髪を目指していきましょう♪
髪質改善専門店アミーベルでは、お客様お一人お一人の髪の悩みに真剣に向き合い、ダメージの原因を共に探り、
解決策を必ず見つけ出します！
髪質改善師としてのミッションと受け止めています。
半年から一年以内に必ず理想の髪質を育んでいきますので、
髪のことなら私たちにお任せくださいね＾＾
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