頭皮が痛いと感じる場合には、様々なケースが考えられます。
しっかりそれぞれの原因を把握して、適切な対策を打ちましょう。
目次
・寝癖による頭皮の痛み
・乾燥による頭皮の痛み
・血管の圧迫による頭皮の痛み
・頭皮の痛み まとめ
寝癖による頭皮の痛み
例えば、寝起きに頭皮が痛くなるような場合には、寝ている間に本来の流れとは違う方向に髪の毛の癖がついてしまい、毛根に負荷がかかることで痛みを感じる場合があります。
寝癖による頭皮の痛みの対処法
この場合の対処法としては、寝る前にしっかりと髪を乾かすことです。
それでも癖がついてしまって頭皮が痛い場合には、霧吹きなどで髪の毛の根本を湿らせてあげると痛みが和らぎます。
乾燥による頭皮の痛み
頭皮が乾燥してしまうのは、頭皮から分泌される皮脂が足りなく潤いが損なわれているからです。
なぜこのような症状が起きるかというと、シャンプーによって皮脂を取り除きすぎていることが考えられます。
朝シャンプーをおこなう方は、朝と夜合わせて一日に二回シャンプーをおこなっている場合があります。
そうなると頭皮が潤いを保つために必要な脂分まで洗い流してしまうため、脂分の不足から乾燥してしまいます。
乾燥による頭皮の痛みの改善方法
通常シャンプーは一日一回で充分です。
また体質によってはシャンプーの回数が適切でもシャンプーが肌質に合わない場合に頭皮が乾燥します。
その場合は添加物が配合されていない、アミノ酸系のシャンプーを試してみると良いです。
血管の圧迫による頭皮の痛み
頭皮の血管が圧迫される理由は、頭蓋骨の成長に原因があります。頭皮の成長は20歳前後で止まり安定期に入ります。
しかし頭蓋骨は約40歳まで成長し続けます。そのため20歳以降になると成長の止まった頭皮が、成長を続ける頭蓋骨によって引っ張られ血管が圧迫されます。
血管の圧迫による頭皮の痛みの改善方法
このような症状を改善するには頭皮の血行を高めることが改善策になります。
頭皮の血行を高めるには頭皮マッサージが効果的です。
頭皮のマッサージは力を入れずに弱い力で施すと良いです。
頭皮が動く程度の強さからはじめ、徐々に力を抜いていくと丁度良い力加減でマッサージすることができます。
このとき爪で頭皮を傷つけないように注意してください。
頭皮の痛み まとめ
頭皮の痛みといっても色々な種類があります。
しっかり痛みの種類にあったケアをすることで、早期改善ができるようにしていきましょう!
おまけ 頭皮が赤みを帯びてしまう原因
頭皮が赤みを帯びているというのは「頭皮が炎症を起こしている」という状態になります。
頭皮が炎症を起こしていると、痒みが出てしまったり、フケが大量に発生してしまったりということが起こってしまいます。
頭皮の炎症を起こす原因
頭皮が赤みを帯びてしまう原因として、「頭皮が傷ついている」「皮脂の分泌が多すぎる」などが挙げられます。
頭皮の炎症を放っておくと、負の連鎖が始まることもあります。
爪などで頭皮に傷をつけてしまっている
頭皮が炎症すると痒くなってくるので掻いてしまいます。しかし、人間が身体のどこかを掻くときは爪を立てて掻くことが多いです。
頭皮はとても弱い皮膚になっているので、爪を立てて掻いてしまうと簡単に傷が付いてしまいます。傷がつくと、その部分を治そうとするので、頭皮の新陳代謝が高まります。
すると、皮脂が大量に分泌され、フケの発生につながってしまいます。
そうなるとさらに炎症がひどくなって余計に痒くなってしまいます。
このように負の連鎖に陥ってしまうと中々抜け出せなくなり、改善させようにも長い時間が掛かってしまいます。
そのため、頭皮が赤みを帯びていたり炎症を起こした時には、すぐに対処するようにして、炎症がそれ以上悪化しないようにすることが必要です。
頭皮湿疹
頭皮湿疹は頭皮にできものや湿疹ができ、かゆみを感じたり頭皮が赤く炎症を起こすことがあります。
頭皮湿疹の中でも多く見られるのが、「脂漏性湿疹」で皮脂の分泌量が多いことや頭皮環境が悪いことが原因であると考えられます。
また、シャンプーを原液のまま頭皮につけて洗ったり、すすぎ残しがあるとシャンプーの成分が頭皮に残り、湿疹やできもの、頭皮が赤くなる原因になるので注意しましょう。
紫外線による影響
頭皮は身体の一番高い位置にあるため、紫外線が最も当たる場所です。
また、頭皮は紫外線を浴びると紫外線が頭皮に侵入し炎症を起こすので、軽いやけどをしたような状態になり、頭皮が赤らむ、乾燥する、フケが増えるなどの症状をおこしてしまうのです。
頭皮が赤くなる原因を知って、頭皮トラブルを防ぎましょう。
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