髪がパサパサで疲れて見える…。
ゴワゴワして毛先がからまりやすい。
そんな状態が気になっておられませんか?
髪の内部の潤い=「水分量」がとても重要になります。
髪の美しさや健康を保つためには、水分量が常に安定していなければなりません。
ですが、見落とされがちなポイントでもあります。
そもそも
「え、髪の水分量? そんなのあるんですか?!」
という反応も多いものです。
今日の記事では、美髪に欠かせない髪の水分量について、詳しく解説していきます。
髪の水分量バランスが改善されると、ツヤのあるみずみずしい健康美髪を保っていただけるようになります。
反対に、髪の乾燥・パサつきを放置すると、必ず後悔することになります!!
美髪を愛する皆さまは、必ず最後までご覧くださいね☆
1. 髪の水分量とは?
髪の水分量とは、髪の内部にどれだけ水分が含まれているかを指します。
健康な髪は約10–15%ほどの水分を保持しており、この水分量が髪の弾力やツヤ・滑らかさ等を保つ鍵となります。
毛髪内部の水分が不足すると、髪は硬くなり、パサパサで扱いにくい髪質になってしまいます。
いつでもツルツルさらさらで、キレイなツヤのある髪の方は、髪の水分量バランスが安定していると言えます。
つまり
水分量なくして美髪を語ることはできません!!
一生大切に付き合っていく髪の毛です。
水分量についてさらに知識を深めてみましょう。
2. 水分が足りなかったら髪はどうなるの?
髪の内部の水分量が9%以下になると、それは水分不足となり
水分不足により、色々な深刻な症状が現れます
①パサつきゴワつき
髪が乾燥すると、とにかく手触りが悪くなります。
あのツルンとした質感はどこへ行ってしまったの?と思うくらい
いつでもバサバサ、引っかかったりもつれたり。
ストレスでしかないですよね。
ブローしてもうまくまとまらず、広がってボサボサの印象になってしまいます。
②ツヤがなくなる
水分量が保てないということは、キューティクルが損傷している証です。
光が当たっても髪の表面がガサガサに乱れている状態なので、ツヤは出ません。
手触りの悪化に比例して、見た目もどんどん悪化していきます。
コーティングオイルでベタベタにしたところで、本来の美しさは保てないので悲しいですね。
③内部組織の弱体化
水分が足りていないということは、髪の内部のタンパク質もキープできないということです。
弾力やしなやかさが失われ、スタイリングが長持ちしません。
さらに、一度のパーマやカラーでびっくりするほどのダメージを受けてしまうこともあります。
美容室の施術で、こんなに傷むとは思わなかった!
という、泣きたいほどの経験につながるリスクもあります。
また、潤いのない髪は、パーマやカラーが持続しにくい(取れやすい)傾向があります。
④静電気を生じやすい
空気が乾燥する冬の季節。
髪の毛に静電気が起きて、パチパチと不快な音がするのを経験されたことがありますか?
水分が不足すると、確実に静電気の発生も高まります。
表面がふわふわ・アホ毛がピンピンと目立ちやすくなります。
メイクやファッションでおしゃれに決めても、髪の表面がパヤパヤしていると損してしまいます(TT)
⑤切れ毛・枝毛
ついには髪の毛が強度を保てなくなり、切れ毛が出来てしまいます。
出来てしまった切れ毛は、断面がちぎれた状態なので、ハサミで丁寧にカットする必要があります。
早めに対処しなければ、確実にその切れ毛が枝毛へと発展してしまうのです。
すでに枝毛が出来ているという方は、水分量が圧倒的に足りていないということです。
今すぐレスキューが必要な重症だと思ってくださいね!
3.水分量が低下する主な原因
かつては健康だったはずの髪の毛が水分不足になってしまうのはどうしてでしょうか?
そこには必ず原因があります。
①ヒートスタイリング
ドライヤーできちんと髪を乾かすことはとても大切です。
ですが、過度なブローやヘアアイロンの多用は、髪の乾燥を引き起こします。
特に、180℃以上の温度設定でスタイリングをすると、どうしても髪は内部まで乾燥します。
②紫外線や外気の影響
お肌はUVカットを心がけているのに、髪は無防備になっていませんか?
紫外線を直接浴びると髪は乾燥してパサつきやすくなります。
さらに冬は空気がカラカラに乾いていますし、春は花粉や粉塵が飛来しやすく
髪はまともに影響を受けます。
表面だけヘアカラーが褪色しやすい傾向のある方は、このケースと言えるでしょう。
③過度なカラーやパーマ・縮毛矯正
カラーリングやパーマ・縮毛矯正(ストレート)は、キューティクルを開く薬剤を使います。
その頻度・回数が多ければ多いほど、髪内部の水分が流出して失われがちになります。
月に一度カラーをされる方は、できればリタッチ(伸びた根元だけ)を心がけることや
定期的にパーマや縮毛矯正をされる方は、6か月は間隔を空けるようにしてみてください。
④髪に良くないヘアケア剤
洗浄力の強いシャンプー剤を使っていると、毎日毎日髪の潤いが失われると思ってください。
特に市販のシャンプー剤は「食器洗剤レベル」の洗浄成分が入っています。
食器洗剤で毎日洗顔する人はいませんよね?
なぜかは言わずもがなです(汗)
お肌と同じように、何を使って洗うかはとても重要です。
シャンプー剤だけではありません。
コーティング剤とも言える市販のリンスやコンディショナー。
髪の内部に残留しやすいスタイリング剤なども髪の水分を奪います。
ムースやスプレーなど、缶に入っているスタイリング剤は
高圧ガスと一緒に噴射され、髪を乾燥させます。
ハードタイプの物はダメージにしかならないので、避けていきましょう。
⑤間違ったお手入れ
傷むからドライヤーは使わない。洗髪後は髪に何も付けたくない。
↑
このようなお手入れは、深刻な髪の乾燥を引き起こします。
まず、濡れたままの髪を放置すること(自然乾燥)は厳禁です。
キューティクルが開きっぱなしなので、髪の内部の潤いを維持できません。
加えて、トリートメント使わないのも絶対にNGです。
シャンプー後は洗い流すトリートメント・洗い流さないトリートメントの両方を必ずご使用くださいね。
4. 水分量を保つためにご自宅で守っていただきたいこと
髪の水分量を保つためには、正しいケアが欠かせません。
ご自宅でできる水分量アップの方法を見ていきましょう。
①水分補給のできるシャンプー剤とトリートメント剤
水分補給に特化した保湿成分が含まれているシャンプー剤やトリートメント剤があります。
ヒアルロン酸・セラミド・アミノ酸が配合された製品は、髪の内部に水分をキープする効果があります。
大切なのは、コーティングではなく、髪の内部に働きかけることです。
美容室で相談し、ご自分の髪にあったものを使いましょう。
②正しい乾かし方のマスター
シャンプー後の濡れた髪を絶対に放置しないでください。
タオルで優しく髪の毛を包んで、水滴が滴らなくなるまで軽くポンポンと叩くように拭き取ってください。
ドライヤーは必須です。
ドライヤーの温風を使って、根元〜中間〜毛先の順に乾かしていきます。
同じところにばかり風を当てすぎないよう意識しましょう。
乾きにくい耳の後ろやえりあしの部分にもしっかり風が行き届くようにしてみてくださいね。
③ヒートスタイリングは最低限に
ブローするときは、オーバードライにならないよう、少し湿らせた状態でスタートします。
くるくるドライヤーは避けたほうが良いでしょう。
キューティクルの並びに逆らう方向で風を当てることになり、ダメージにつながります。
ハンドドライヤーとブラシを上手に使えるようになってください。
ブローが苦手と感じている方も、安易にヘアアイロンに頼らず、練習して少しずつでもブローでスタイリングできるようになっていくことが大切です。
なぜなら、アイロンの方が熱による影響が圧倒的に大きいからです。
アイロンスタイリングは、できれば週に2回までというルールを作ってみてください。
使うとしても温度は150℃以下に設定しましょう。
④保湿オイルはマストです!
良質なヘアオイルは、髪の内部にしみこみ、内側から髪を保湿してくれます。
また、熱や紫外線から髪を保護する効果もあります。
ドライヤー前、ドライヤー後、アイロン前、お出かけ前に必ずご使用ください☆
これを習慣にしていただくことで、半年後の髪の状態は絶対に変わります!!
⑤お水を飲むこと
よく「髪は死滅細胞」と言われますが
筆者はそう思いません。
切り落とした髪・抜け落ちた髪は、死んでいると言っても良いでしょう。ゴミ箱行きです。
ですが、毛根にしっかり根付いている髪の毛は生きています。まだ死んでいません。
生きた大切な身体の一部です。
だからこそ、大事に扱い、養い育てるものです。
毎日飲むお水も美髪に欠かせません。
水分摂取が足りなければお肌も乾燥し、同時に髪も乾燥します。
健康な体を維持するためにも、一日に2リットルほどのお水を飲むようにしましょう(^^)
5.サロンでのスペシャルケア☆
毎日のヘアケアと同じくらい大切なのが、サロンでの定期的なケアになります。
カラーやパーマや縮毛矯正といった、髪のデザインも必要ですよね。
それと同じくらい、髪の水分補給・栄養補給がめちゃくちゃ大事です!
特に、今すでに枝毛が出来ているという方!
今すぐ処置が必要です。
髪質改善専門店AMI a BELLEでは「髪質改善ヘアエステ」というスペシャルケアメニューをご用意しています。
細胞レベルに働きかけて、髪の水分量を整えます。
髪の表面も内側も、しっかり潤い、ツヤや手触りの回復をご実感いただけるでしょう。
そして、髪を治療しながらもカラーやパーマ(ストレート)といったおしゃれを楽しんでいただくことができます。
今のあなたの髪の状態がどのくらいのレベルにあるか、しっかりと診断した上で
最短で髪質を良くするためのベストなプログラムをご提案させていただきます。
パサついたり広がったり、切れ毛や枝毛に悩んだり、といったことが過去のものになります。
理想の髪質に近づいていただけるよう、髪質改善メソッドを習得したプロ集団が
皆さまのご来店を心からお待ちしております!
いつまでもずっとキレイな髪で居ていただくため、今日の記事がお役に立てますよう願っています(*^^*)♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました☆
綺麗な髪の毛を育てるためのヘアケア方法についてはこちらの記事をご覧ください☆
白髪でお悩みの方はこちらの記事をご覧ください☆
ヘアアイロンのリスクについてはこちらの記事をご覧ください☆
なくならない枝毛にお悩みの方はこちらの記事をご覧ください☆
美髪を育む食事についてはこちらの記事をご覧ください☆
髪質改善ストレートをご検討の方はこちらの記事をご覧ください☆
髪の手触りが気になる方はこちらの記事をご覧ください☆
市販のカラー剤の危険性についてはこちらの記事をご覧ください☆
髪の毛のダメージを軽減したい方はこちらの記事をご覧ください☆
髪の毛を傷めない方法を教えます
頭皮のトラブル、見過ごしていませんか?
気になるアホ毛… 効果的な対処法とは(^^)
ついついやってしまっていませんか?今すぐチェックしてみてください◎
気になる枝毛について、知らないと損しますよ!
Comments