最近頭皮が硬いなぁと感じることはないですか?
他にも、以前と比べて髪の毛が細くなったなぁ、とか
抜け毛が増えたなぁ、と感じる時は
「頭皮のコリ」が原因かもしれません!
頭皮が動かない、つっぱる、そう言う場合は、コリの症状が進んでいる証拠です。
頭皮のコリを放置するとどのような危険があるのか
改善する為の効果的なマッサージ方法などしっかりお伝えさせていただきます。
早い段階で頭皮の健康状態を良くしていくことで、髪の毛もきれいになります☆
できるところから実践して、一緒に美髪を目指していきましょうね。
1. 頭皮のコリを放置するのは良くありません!
頭皮のコリに気付いても、「こんなものかな......」と放置していませんか?
頭皮が硬く凝り固まっていると、以下のようなことが起こる可能性があります。
ぼやけたフェイスラインになる
頭皮と皮膚は、一枚の皮でつながっています。
そのため頭皮のコリはお顔にもダイレクトに反映されて
顔のたるみや、ぼやけた印象のすっきりしないフェイスラインになってしまいます。
寝ても疲労回復しない
頭皮にコリがあると緊張状態が続いていることになるので
十分に眠ったつもりでも疲れが取れないという状態になります。
慢性的な頭痛に悩まされる
頭皮だけでなく首や肩の血行も悪くなっていることが多く
それによって慢性的な頭痛や肩こり、目の疲れなど併発することがあります。
髪のハリやコシが失われ、薄毛・抜け毛の原因にも繋がる
頭皮のコリを放置し、頭皮の血流が悪い状態が続くと
毛根から髪に栄養が行き渡らなくなります。
その結果、髪のハリやコシが失われたり、薄毛や抜け毛の原因となったりします。
2. 頭皮のコリや硬くなってしまう原因は?
頭皮が硬くなる原因は、いくつか考えられます。
ひとことで言うと、血流が悪くなっていることが原因です。
長時間のデスクワークやパソコン・スマートフォンの使用で同じ姿勢が続いたり
頭の筋肉や筋膜の緊張状態が続いたりして
血流が悪くなることから頭皮が固くなる可能性があります。
また、運動不足も一因です。
運動不足が続くと、全身の血流が悪くなることによって
頭皮の血流も悪くなり、頭皮が固くなる可能性があります。
そのほか、ストレスや睡眠不足などによって「自律神経の乱れ」を引き起こすことも
血流の悪化を招き、それが頭皮が硬くなる原因になることもあります。
3. 簡単なセルフチェック方法
頭皮のコリをセルフチェックしてみましょう。
頭皮をつまめない
頭頂部を指でつまんでみましょう。
硬くてつまめない人は頭皮にコリがある可能性が高いです。
頭皮が硬く感じる
頭頂部や耳の上あたりにある側頭部を指で押したり、動かしたりしてみましょう。
硬さを感じる、あるいは、動かないという場合は、頭皮のコリが考えられます。
4. 頭皮マッサージのメリット
頭皮のコリがあると感じた方は、放置せずに頭皮マッサージをしてあげましょう。
頭皮マッサージのメリットは、下記の3つです。
顔のたるみやフェイスラインのもたつきを軽減する
頭皮マッサージをすることで、顔のたるみやむくみを軽減する効果が期待できます。
フェイスラインもすっきりして、嬉しい「小顔効果」もありますね。
目の疲れを軽減できる
コロナ禍でリモートワーク中心の生活が続き、パソコンやスマートフォンの使用で
目の疲れを感じる方が増えています。
頭皮マッサージを行うことで、目と関わりの強い後頭部などを中心に
頭皮のコリが解消されると、疲れ目へのリラックス効果が期待できます。
頭皮の血流アップから髪の健康状態も改善される
頭皮マッサージにより血行が良くなり、毛根から髪に栄養分が行き届くようになります。
健康な地肌から健康な髪が育つようになっていきます。
5. 頭皮マッサージをおこなう頻度やタイミングは?
頭皮マッサージをおこなう頻度は毎日でもかまいませんが
長時間やりすぎると急性的な頭痛の原因になりますので注意してください。
シャンプー時のマッサージを少し長めにやってみるなど
ご自分に合ったタイミングと時間の長さで行いましょう。
あとは、美容室にご来店されるたびにヘッドスパメニューをプラスするのもお勧めです。
6. 頭皮マッサージの注意点
頭皮のコリが気になると、ついその部分だけにアプローチしがちですが、そもそもの原因として、全身の血流が悪くなっていることが考えられます。
そのため、ストレッチなども取り入れ、体全体をバランス良くほぐしていくと良いでしょう。
特に、首や肩のコリは頭皮のコリと密接な関わりがありますので、時々マッサージしてケアをしてあげてください。
頭皮マッサージをおこなうことでうれしい効果が期待できるとはいえ
頭皮の状態や体調が悪いときなどは避けたほうがよい場合もあります。
無理なく続けていくのが効果的です。
7. 頭皮マッサージの方法
基本は手でほぐすやり方です。
手を使った頭皮マッサージ
手を使った頭皮マッサージのやり方から解説します。
STEP1
耳の上あたりにある側頭筋をほぐしていきます。
両手の親指は後頭部に当て、それ以外の指を側頭筋やその付近に軽く指を開いて当てます。
STEP2
親指以外の指の腹に圧をかけ、斜め上に指を引き上げるようにしながら揉みほぐします。
この時指に力が入らないと感じたら、両手を握ってグーを作り、それで側頭筋部分を揉みほぐしていきます。
指はゆっくりと少しずつ移動させ、側頭筋全体を揉みほぐすことが大切です。
STEP3
頭頂部もSTEP1・2と同様に髪の生え際に指を当て、後頭部に向かってジグザグを描くように指を動かし揉みほぐしていきます。
STEP4
後頭下筋群に両手の親指を当て、指の腹に圧をかけて揉みほぐします。
STEP5
STEP4から親指を上にジグザグを描くように動かして後頭筋を揉みほぐします。
ブラシを使った頭皮マッサージ
次に、ブラシを使った頭皮マッサージのやり方を解説します。
プラスチック製のものよりも、天然素材のブラシを選びましょう。
ブラシの柄は短めに持つと力を加減しやすくなります。
STEP1
髪が絡まっているとスムーズに頭皮マッサージができないだけでなく、髪を傷める可能性があります。
あらかじめ毛先をブラッシングし、髪の絡まりをとっておきましょう。
STEP2
ブラッシングは、必ず生え際から頭頂部に向かっておこないましょう。
額の辺りから始めてぐるりと後頭部を周り、3周ほどすることをおすすめします。
STEP3
仕上げは手のひらか指で軽くプレスして終わりましょう。
8. 頭皮マッサージとあわせて内側からもケアしよう
頭皮マッサージとあわせて内側からもケアしていく必要があります。
ストレスを減らす
ストレス状態が続くと副交感神経の働きが低下し、自律神経の乱れを引き起こして血流が悪くなる可能性があります。
また、ストレスを感じると、歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたりしてストレスを発散しようとすることもあり、側頭部などに負荷がかかって頭皮のコリへとつながることがあります。
ストレスを溜め込まず、発散する方法を日頃から身につけておきましょう。
頭皮の血流に良い食材をプラス
頭皮の血流をよくする食材を日々の食生活にプラスしましょう。
カプサイシンが豊富に含まれたとうがらしやししとうには、血流を促進させる効果が期待できます。
また、ビタミンEにも血流をよくする効果があるので、それを豊富に含むナッツ類、いくら、ツナ缶などがおすすめです。
髪のボリュームアップのサポート成分をプラス
髪のボリュームアップをサポートする成分をプラスすることも大切です。
髪の90%近くはケラチンという成分でつくられていますが、アミノ酸を再結合させてケラチンを生成する効果が期待できる「亜鉛」を日々の食生活に取り入れましょう。
髪のハリやコシを与え、髪のボリュームアップをサポートしてくれる効果も期待できます。
亜鉛は牡蠣や牛肩ロース、牛もも肉などに豊富に含まれています。
9. まとめ
頭皮のコリをそのまま放置していると、顔のたるみやフェイスラインのもたつきにつながるだけでなく
薄毛や抜け毛、頭痛などを引き起こす恐れがあります。
頭皮のコリは放置せず、頭皮マッサージや全身をほぐすなどして血流をよくし、コリの解消を目指しましょう。
頭皮マッサージは毎日おこなっても構いませんが、気になったときなどにおこなうなど、自分に合ったペースやタイミングでおこないましょう。
手だけでなくツールも使うと手軽におこなうことができます。
そのほか、生活習慣や食生活なども見直し、健やかな頭皮環境とボリュームのある美髪をキープしましょう。
シャンプー使用時の洗い方や頭皮ケア方法はこちらのページでご覧いただけます。
今日の記事をぜひ参考にしてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました☆
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