中野です。
今から私がお話しすることは、ブリーチについてです。
ブリーチとは何?
となる方もいらっしゃると思われますが、
髪の毛の元々の色素を抜く“脱色剤”のことを言います。
ブリーチで、普通のヘアカラーのように色は入りません。
どちらかと言うと「色を抜く」ものになります。
ブリーチをすると金色になるので
「金色の色素が入っている」と勘違いする方もいるようですが、それは大きな間違いです!!
ブリーチは色素などを「抜く」ものです。
色を入れるものではありません。
気になるデメリットについてですがこんなかんじです。
髪の毛が傷む! ・色落ちがスーパー早い ・頭皮にダメージを与える ・パーマや縮毛矯正がかけられない! ・コストが結構かかる
ブリーチをしてしまうと髪の毛が傷むだけでなく、パーマや縮毛矯正がかけられなくなります。
まあそんなブリーチもデメリットばかりではありません。
メリットはこちらになります。
・明るい髪色に出来る! ・色が入りやすい ・ヘアカラーの幅が広がる! ・デザインカラーが出来る!
外国人みたいにしたい方は持ってこいなんですけど、やりすぎると・・・・。
髪の毛が溶けて、切れます!
ドライヤー当てただけでパラパラ…と毛先が床に落ちていったり
エクステをつけないとだめになってしまったり
枕の摩擦で後頭部だけが短くなってしまったり
切れ毛が多すぎてスッカスカ、クラゲみたいな髪型になったり
考えるだけで恐ろしいですよね?
そうならないためには、連続でブリーチをするのはやめましょう。
ではどのくらいの頻度でブリーチやカラーをすればいいのか
暗くしたい場合
ダブルカラー後、暗い色にする場合例えば、明るすぎたりした場合 髪の毛の成分が安定する1週間は様子を見てください!
それから暗めに染め直すのは割と簡単に、リスクも低いので染め直しがしやすいです。
でもここで注意したいのは黒染めはお控えください。
もっと明るくしたい場合
ダブルカラー後、もっと明るくしたい場合
これは少し難しくなります。
人それぞれで、様子を見て、という感じですが、
さらにブリーチをするのであれば大体1ヶ月くらいは間を空けて下さい。
でも絶対セルフブリーチはしないこと!!
市販で売っているものは誰でも色素が抜けるように作られていて ダメージが強すぎるので傷みが半端じゃないんです!
もう1回色を抜いたら明るくなる! と思ってセルフでやっちゃう…って人、いるかもしれませんが
ムラになったり汚い色になる可能性も出てきます。
まずは自分で事を起こさずに美容師さんに相談しましょう。
ブリーチの傷みはどのくらいかといってもピンと来ないですよね?
例えるなら、リカちゃん人形の髪の毛の様な パサパサでキシキシの質感です。
ゴワつきも凄いですし、ブラシなどの通りもすごく悪くなります。
トリートメントでケアしたとしても修復はかなり難しいと思います。
明るくしたくなって、ダブルカラーをする。
でもその後明るい髪の毛に飽きて暗くする。
そしてまた明るくしたくなってブリーチをする…
そういう風に明るくしたり暗くしたりする方多いと思われますが、それを繰り返していると毛先が溶けてしまいます。
きちんと今後のことを考えてダブルカラーをしましょう
【既にブリーチのし過ぎで傷んでいる場合はどうすれば良い?】
実際、ブリーチのし過ぎで痛みがひどくなってからどうにかしなきゃ!!!って焦る方、多いですよね?
本当はそうなる前に防いでほしいのですが
それもなかなか難しい。
もう手遅れかも?という方に向けた改善策を3つ紹介するので是非ご覧あれ☆
①傷んだところは切る!!
潔い方法はこれです!
傷んだ髪を伸ばすよりきれいに伸ばした方がいいですよね?
②伸びてきた根元をリタッチする
やはりダブルカラーの場合(明るいヘアカラー) 、髪の毛が伸びてくると根元が気になってきますよね…
もう一度明るめカラーをしたいときは、伸びてきた根元だけブリーチのリタッチをオススメします!!
また、ブリーチを使わず普通のカラー剤でも結構明るくすることができます!
全頭ブリーチを繰り返すよりも、リタッチの方がダメージが少ないので
リタッチをしてからオンカラーすることをお勧めします!
ちなみに私は伸びた根元分をブリーチでリタッチして
毛先をこまめに切る…というのを繰り返し、
ハイトーンカラーをなるべく綺麗に維持しています☆
③トリートメントをしてもらう
これは最後の足掻き…てな感じですが
もしどうしても伸ばしたい!!って方は
サロントリートメントをしてもらうことですね!
ホームケアで行うトリートメントよりも保湿力、補修力はあります。
ただ、元のさらさらな髪の毛には絶対戻らないのでそれだけは覚えておいてください!
【ブリーチのやり過ぎのまとめ】
いかがでしたか?
ブリーチを連続でしているとその分髪の毛を傷ませてしまうことは分かっていただけたでしょうか?
前にも述べましたが、
傷みまくった髪の毛は美容室でいくら高いトリートメントをしても元の髪の毛には戻りません。
もちろん、切れてしまったらもう復活することはありません…。
ですので、髪の健康のことを考えてカラー施術を楽しむようにしていきましょう。
中野
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